タイの家出猫 首にぶら下げてきたのはなんと請求書!
- いなくなったと思ったら…
居心地が悪い、発情期、事故に遭った──飼い猫が家出をする理由は、さまざまだ。
本来はきちんと帰宅する猫が数日間家を空けたとなると、飼い主は気が気ではない。
近所で猫の行方を聞いたり、張り紙をしてみたり。
タイのチェンマイに住む、ある男性の飼い猫も姿を消した。
ラッキーなことに、この猫は3日もせずに飼い主のもとへ姿を現したが、その首元には何かをぶら下げていた。
よく見てみるとそれは手書きのメモで、そこにはこう書かれていた。
「あなたの猫がうちの店のサバをずっと見ているから、3匹あげました」
さらに、そこには名前だけでなく電話番号まできちんと添えられていたのだ。
どうやらお腹が空いて、魚屋に陳列されたサバに釘付けになった家出猫は、“ツケ払い”で胃袋を満たしたようだ。
スペイン「バングアルディア」紙によれば、飼い主がこの猫の姿をチャン・プアック住民のフェイスブックページに投稿するとバイラル化し、「大胆な猫だ」と賛辞が寄せられた。
なかには「動物を大切にした」ということで、魚屋に代金を払いに行くべきだと飼い主へアドバイスする人もいたという。
飼い主がツケを魚屋に払ったかどうかは定かではないが、写真からはこの猫がふてぶてしくも満足げな様子が伝わってくる。
【日時】2020年11月12日 07:00
【ソース】クーリエジャポン