神奈川県警都筑署は20日、東京都の60代男性からイタリアの高級車フェラーリをだまし取ったとして、詐欺の疑いで、住所不定、自称会社員東本哲次容疑者(56)を逮捕した。捜査関係者によると、被害に遭ったのは、人気漫画「魁!!男塾」の作者宮下あきらさん。
逮捕容疑は、2015年3月ごろ、売却あっせんの名目で時価3300万円相当のフェラーリをだまし取った疑い。署によると、東本容疑者は「だましたつもりはありません」と容疑を否認している。
署や捜査関係者によると、宮下さんは東本容疑者が以前勤めていた中古車販売店の客で、面識があった。
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原作者が逮捕された人気漫画「アクタージュ」集英社が連載終了を発表

集英社は10日、「週刊少年ジャンプ」に連載中の人気漫画「アクタージュ」の原作者・松木達哉容疑者(29)が強制わいせつの疑いで逮捕されたことを受け、11日発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって連載を終了すると発表した。
2018年1月から連載中。天才的な演技の才能を秘めた女優志望の女子高生・夜凪景(よなぎ・けい)の成長を描く。少年漫画としては珍しい「役者」を題材にした。
警視庁中野署が8日に逮捕。逮捕容疑は6月18日午後8時ごろ、中野区の路上で、塾から帰宅中の女子中学生を自転車で追い抜く際、胸を触った疑い。女子中学生の相談を受けた親が110番。午後9時ごろにも、約2キロ離れた同区の路上で、別の女子中学生が自転車の男に胸を触られており、同署は関連を調べる。
発表は以下の通り。
去る8月8日、『アクタージュact-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました。
編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュact-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。
8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了といたします。
これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります。
なお、コミックス等の関連刊行物やイベント等各種企画につきましては、関係各所とも協議のうえ、決まり次第お知らせいたします。
あおり運転の宮崎被告 傍聴倍率30倍「倍返ししすぎた」
茨城県守谷市の常磐自動車道で昨年8月に起きたあおり運転殴打など3つの事件で、強要と傷害の罪に問われた会社役員・宮崎文夫被告(44)の初公判が27日、水戸地裁(結城剛行裁判長)で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認め、「されたと思ったことの何倍にもやり返しすぎた」と“倍返し”してしまったとして反省した。次回は8月31日に論告求刑が行われ、結審する見通し。
常磐道で男性の車を危険な運転で停止させた宮崎被告が、「殺すぞ」などと、どなりながら男性の顔面を殴打したとされる事件から約1年。衝撃的なドライブレコーダーの“証拠映像”もテレビなどで報じられ、「あおり運転」が大きな話題となった。その初公判で、被告は3つの事件の起訴内容を全て認めた。
黒いスーツに白のシャツ姿でマスクを着けて出廷。「極めて危険な行為だった」「二度と繰り返さない」と謝罪した。高速道路で被害者を威嚇する映像とは別人のように、緊張した様子で、裁判長に「大きな声で」と注意される一幕も。被告人質問ではマスクを外してフェースシールドを装着。動機については、被害者の車に進路妨害されたと感じ、「同じことをされたら嫌だということを分かってもらおうとした」などと答えた。
それでも自身の行為については「今振り返ると、やりすぎた。されたと思ったことの何倍にもやり返しすぎた」と、人気ドラマの決めゼリフ「倍返し」をほうふつとさせる言い回しで反省。「やり返す考え自体が間違っていると今は感じる」と真剣な表情で話した。
起訴状などによると、宮崎被告は昨年8月10日、スポーツタイプ多目的車(SUV)で、常磐道で20代男性の車に対して幅寄せや割り込みを繰り返して停車させた上、男性の顔を殴って軽傷を負わせたとしている。同7月23日には、浜松市の東名高速道路と愛知県岡崎市の新東名高速道路で、乗用車とトラックをそれぞれあおって急減速させたとされる。
取り消された運転免許を再取得する可能性を問われると、今後十分考えたいとし、「安全運転の模範になるくらいの覚悟を持ちたい」と強調。証拠調べでは、被害車両のドライブレコーダーの映像が、裁判官や被告人席のモニターで再生された。「日本中を恐怖の渦に巻き込んだ責任を痛感している」と陳謝し、立ち上がって傍聴席へ深く一礼した。
◆傍聴倍率30倍
〇…公判は水戸地裁の最も大きな法廷で行われた。同地裁によると、通常は一般傍聴席が30席ほど用意されるが、この日は新型コロナウイルス感染拡大防止で、間隔を空けるため12席に抑えられた。抽選整理券は359枚が配られ、倍率約30倍と、注目の高さをうかがわせた。
「包丁を持った男がいる」襲い掛かってきた男に警察官が発砲
「包丁を持った男がいる」襲い掛かってきた男に警察官が発砲

7/25午後1時25分ごろ、舞鶴警察署行永交番に「包丁を持った男がいる」と通報があった。警察官が交番からおよそ50メートルの路上で男を見つけ声をかけると、いきなり刃物をもって襲い掛かってきたため、一発、威嚇発砲した。男が止まらなかったため、右肩に一発発砲。その後、もみあいになり警察官も左肩と頭にけがをした。
警察は襲い掛かった35歳の男を殺人未遂などの疑いで現行犯逮捕した。男は現在病院で治療を受けていて、回復し次第、調べを進める方針

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へずまりゅう 気の毒すぎる両親の苦悩 youtuberだったとは知らず…
「悩みすぎて、首を吊ることも考えました……」
沈痛な思いを打ち明けるのは、あの“迷惑系ユーチューバー”の両親だ。
息子の名は、原田将大(しょうた)容疑者(29歳)。「へずまりゅう」(以下、へずま)の名でユーチューブに投稿を続け、理不尽な迷惑行為を続けている人物である。
これまで、へずまは自身のユーチューブチャンネルで、有名ユーチューバーに対して動画の共演を迫り無理やり押しかける「凸撃」(とつげき)を繰り返してきた。凸撃先から弁護士を通じて警告書を送られることもあり、訴訟も複数抱えているという。また沖縄では昨年焼失した首里城の再建を願う寄せ書きに落書きをするなど、悪質な迷惑行為を続けてきた。
今年の5月には、「店の商品、会計前に食ってやったぜー」というタイトルをつけて動画を投稿。愛知県内のスーパーで会計前の魚の切り身を食べる姿を公開していた。その後、店から通報があり、7月11日に窃盗の容疑で逮捕された。
『週刊女性』は世間を騒がせ続ける男のルーツを知るために、山口県にあるへずまの実家を訪ねた。そこには、焦燥しきった様子の両親の姿が――。
父親はショックのあまり職場復帰できず
「逮捕されるまで、息子がユーチューバーをやっていたことさえ知りませんでした」
そう語るのは、へずまの父親。「メディアの取材に応じるのはこの1度限り」と断った上で、取材に応じてくれた。
「山口県から東京へ上京していたことさえ聞いていなかったんです。最近は県内で居酒屋のバイトをしながら、新しい就職先を探していると言っていました」
両親が初めて息子の本当の姿を知ったのは、今回の逮捕のニュースだったという。
「最後に帰ってきたのは6月の終わり。その後、連絡がまったくつかなくなり、心配で警察に相談しようか考えていた矢先の出来事でした」
へずまは7月上旬から、新型コロナウイルスに感染しながらマスクもせずに県をまたぐ移動を繰り返した。山口県知事からは「なんてことをしてくれたのか」と名指しで批判。立ち寄り先の飲食店や観光地で休業が相次ぎ、県にはへずまと接触して感染を心配した人の相談が700件以上も殺到したという。
さらに、逮捕後もマスク着用を拒み、警察官も感染し、移送先の拘置所でもコロナを撒き散らした。
息子の傍若無人な迷惑行為を知った両親は青ざめる。
「これだけ人様に迷惑をかけた。実家が特定されて、いたずら被害に遭うかもしれません。隣近所や職場には“あれはうちの息子です”と謝罪して回りました」
ショックのあまり、父親は逮捕報道から10日間過ぎた今も職場復帰できていないという。
「夫婦で涙も枯れるほど泣きましたが、私たちにも生活があります。たとえ周囲に白い目で見られようが、この土地に根を張って生きていくしか生きる術(すべ)はないんです」
今年3月には「山口県も親も友達も先輩も仕事も全てを捨てて東京に上京する!」とSNSで宣言していたへずま。逮捕後にそれを見た父親は、もはや親としてできることはないと感じたという。
なぜこれほどまで暴走を続け、悪行を重ねるようになってしまったのか。へずまが迷惑行為に手を染めるまでの半生とは――。