地震が頻発する日本を「南海トラフ巨大地震」が襲う日
- 「南海トラフ地震はすでに始まりかけています。太平洋プレートが活発化した影響で、フィリピン海プレートに大きな負荷がかかっているのです。各地で立て続けに起こっている地震や火山噴火がその証拠。政府の想定をはるかに越える巨大地震がいつ起きても不思議ではありません」(立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授)
12月3日午前、山梨県・富士五湖と和歌山県・紀伊水道で震度5弱の強い地震が起こった。さらに、4日から鹿児島県・トカラ列島近海で200回以上の揺れが継続的に観測されている(12月7日時点)。
「南海トラフ」とは、東海地方から四国西部まで約700㎞にわたって走っている水深4000mの深い溝の呼称だ。南海トラフではフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に深く沈み込んでおり、過去にはここを震源とする大地震が10回記録されている。FRIDAYはこれまで再三、『南海トラフ巨大地震』がすぐそこに迫っていると警告してきたが、高橋氏はついにカウントダウンが始まったというのだ。
【日時】2021年12月11日 11:02
【ソース】FRIDAY