
ローソンは2020年の春以降、紙パックの飲み物や惣菜、お菓子、冷凍食品、生活雑貨など約680品目のパッケージデザインを一新したが、SNS上では、そのデザインについてさまざまな声があがっている。そんな中、ハンバーグの新パッケージが、物議を醸している。
この件に関して、しらべぇ取材班は、ローソンから直接話を聞いた。
■点線が全然見つからない
SNS上には、「わりとローソンの新デザイン容認派だったんだけど、さすがに『点線まで剥がして』の”点線”が全然見つからない」「ようやく見つけたときに、『は?なんやこれ正気か?』となった」と投稿されている。このツイートには、15日午後5時現在、5万件のいいねが押されている。
しらべぇ取材班もこの商品を入手したが、確かに、点線が見にくい。これを、現在も一部の店舗で販売されている旧パッケージと比較すると、一目瞭然だ。
なお、旧パッケージは、在庫がなくなり次第、終了になるという。
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■ローソンもさまざまな声を把握
しらべぇ編集部の取材に対して、ローソン広報部は、この投稿を確認の上、以下のような回答をくれた。
「投稿いただいたお客様につきましては、ご不便・ご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思っております。パッケージの変更から2か月以上が経過し、お客様や従業員の方々から、『可愛い』というお声や『分かりづらい』といった数々のお声をいただいています。皆さまからいただいたご意見をもとに、商品名の表記などについて検討を進めています」という。
「一例として、納豆と豆腐のローマ字表記が分かりづらいとのお声をいただきましたので、来月にも新しいパッケージでお届けする予定です」とのこと。
■お客様と一緒に作っていく商品でありたい
さらに、「ローソンのPB商品は、お客様と一緒に作っていくPB商品でありたいと思っていますので、他の商品についても、お客様からのご意見を真摯に受け止め、しっかりと対応しながらお客様にとってもわかりやすく、かつお買い物が楽しくなるようなパッケージデザインを目指してまいります」とコメント。
■事業者がわかりやすい表示を
国民生活センターによると、ローソンに限らず、「商品パッケージの表示が小さくて見づらい」といった声が寄せられているという。最後に消費者庁は、「消費者がおいしく食べるための情報を、事業者がわかりやすく表示していく必要がある」と述べた。
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