20日タレントの最上もがが自身のブログを更新。YouTubeで自己紹介のひとつとして公表したうつ病について改めて語った。
■心なき批判も
でんぱ組を脱退した理由の1つでもあったうつ病。これを公にするか悩んでいたようだ。
YouTubeで実際に公表すると「『売名行為だ』とか、『甘えんな、もっと隠れて頑張っている人がいるのに』なんてメッセージもたくさん届いていました」と攻撃も受けたことを明かした。
最上は続けて「『ビジネスうつ』なんて思っている人も多いじゃないかと思います」としつつ、「なんだそれって感じですが。ぼく自身、誰かに許されたくて話したわけではなかったです」と胸中を綴った。
■でんぱ組時代を振り返る
でんぱ組の頃から「ネガティブな発言が多かった」「ファンとぶつかる」「名前が世に出ても自信に繋がらなかった」と振り返りつつ、「今よりだいぶとんがっていたなと感じます」と若気の至りであったことも感じているようだ。
また、グループをやめたことに関しては、「でんぱ組を辞めたくて辞めたわけではないし、でんぱ組のことは大好きです」とした説明。
その上で、「うつ病というのはなかなか周りの理解が難しい病気であり、自分自身でのコントロールも限界がきてしまっていたため、続けることができませんでした」と、改めてうつ病の難しさを明かしている。
■最上流のうつ病の治療法は
最上はうつ病の治療として、薬を使わない方法を選んでいるのだという。「『どう治療してるんですか?』とよく聞かれる」と質問を取り上げつつ、「まず、朝起きて、カーテンをあけて朝日を浴びるところからスタートしてます」と回答。
その他にも、「万歳のポーズをして、『やったー!』と心の中で叫びます」「健康的な食事をとり、散歩をしたり、筋トレしたり、アニメ見たり、映画見たり、仕事考えたり。とにかく、暇な時間をなるべくつくらないように」と明るい行動を試みることうつ病と戦っているようだ。
この行動に関しては、必ずしも元気になるということではなく最上自身が現在試していることで「参考程度に」と付け足している。
■あふれる誹謗中傷
ネットでの心ない言葉といえば、『テラスハウス』に出演していた木村花さんの悲劇が記憶に新しい。ネットでの攻撃は最悪死を招いてしまうことも意識しなくてはならない。
最上はでんぱ組時代から有名になるにつれ、誹謗中傷も増えたともしている。そういったことが積み重なった結果、うつ病につながってしまったのだろう。それを公表することで、また心なき誹謗中傷にあったとすると、さらに心に大きなダメージを負ってしまったのではないだろうか。
友人はもちろん、芸能人にメッセージを送るときは、少しだけ送信ボタンを押す前に考えてほしい。
<このニュースへのネットの反応>
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